記事の詳細

ピュアウオーターとは日本語で言うと「純水」ということになります。河川や湖沼、地下水は不純物(ミネラルや細菌類、有機物)などを含んでいますが、ピュアウオーターはこれらの不純物を取り除いた水です。水は地球上で循環しています。雨が降り大地にしみ込み、地下水となり、河川を通り湖沼や海に流れ込みます。その水は大気中に蒸気として拡散して雲を作り雨になって再び大地に降り注ぎます。このような自然な循環では「雨」が純水に近のですが、科学技術の進展で雨にも大気汚染物質、SO2等が含まれるようになって、いまでは純水が自然に存在していることは稀になりました。純水は科学的(RO膜で濾して)作り出さないといけない時代になっています。

◆ピュアウオーターの特徴①ミネラル分が含まれていません

雨が大地に降り注ぎ水になりますが、その水は長い時間をかけて地層を通過する間に、地層に含まれているミネラル分を吸収してミネラルウオーターになります。この段階で水はカルシウムやマグネスシウムなどのミネラル分が豊富な水です。このミネラルウオーター(天然水)や河川、湖沼から採取し殺菌処理した水道水を原料にして逆浸透膜(RO膜)を通すことでピュアウオーターは作られます。純水は天然水に含まれるカルシウムやマグネシウム、カリウムやナトリウムは含まれませんので超軟水(硬度「0」)です。天然水はミネラル分の含有量で硬水と軟水に区別されています。化学実験などで作る蒸留水も純水になりますが、これは飲料水としては用いられませんので今回は議論の対象外とします。

◆ピュアウオーターの特徴②水の味がありません

水の味は「ミネラル」分で決まりますので、ピュアウオーターは「美味しくない」水と言えるでしょう。ただし味というのは個人差があり、ピュアウオーターは必ずしも「美味しくない」水とは言えないかもしれません。そんな意味でRO水はそのまま販売する場合もありますが、後からミネラル分を添加して「味付け」しているRO水もあります。ミネラル分は水のカタログでミネラル含有量や硬度を見ればわかります。ミネラル分の無い水は、病気療養中の患者さんや、赤ちゃんのミルク作りには適した水です。お酒の味にこだわるお酒飲みにも良いですよね。焼酎の水割りやお湯割り、ウイスキーの水割りにも、お酒の味が直接判別できるという意味では良いかもしれません。お酒の味にこだわる人にはピュアウオーターがおすすめです。

◆ピュアウオーターの特徴③作るのに手間がかかります

天然水は地下から水をくみ上げるだけで得られますが、ピュアウオーターを作る為には手間がかかります。逆浸透膜(RO膜)で不純物を濾す装置が必要になってきます。そいう意味でピュアウオーター(RO水)は生産コストがかかっていることになります。単純に考えるとピュアウオーターは天然水よりも値段が「高い」ことになります。物の値段は単純には決まりませんので、今の段階で販売価格は天然水>RO水ということになっています。

ページ上部へ戻る